
循環型のものづくりに向けて大きく舵を切るアディダス(エルメススーパーコピー)の試金石ともいえるプロダクトが、「フューチャークラフト.ループ」と名付けられたランニングシューズだ。未来のものづくりのあり方を占うこのビッグイノベーションは、果たして地球にどんな果実をもたらすのか……!
ランニングシューズが入れられたバッグも、シューズと同じ素材で作られている。
その日、ブルックリンのダンボ地区に設けられた会場に終結した約200名のジャーナリストやインフルエンサーたちに手渡されたのは、いままで触れたことのないような素材でできた乳白色のランニングシューズだった。手に持つと、確かに軽いが特別に軽いわけではない。足を入れてみると、アッパー部分に少し軋むような違和感があるものの、フィット感は悪くない。靴そのものと同様に、私たちの知るいわゆる靴紐とは質感がやや異なるそれをぎゅっと締め、半信半疑でピョンとジャンプしたり、ちょっと駆け足してみる。ソールのクッション性は、とてもいい。しかしそれだけでは、このランニングシューズの真価はわからない。
このちょっと不思議なランニングシューズには、「フューチャークラフト.ループ」という名前が付けられている。つまりこれは、「未来をつくる(クラフトする)」ランニングシューズであり、しかも「ループ」するらしい。とはいえ、当たり前だがソールからジェットが吹き出てグルグル旋回しながら飛べる、というような未来感が備わっているわけではない。これまでどおり、地に足をつけ、自らの力で歩き走るための道具であることに変わりない。