
1987年から本格的なウォッチメイキングを手掛けはじめたシャネルが、その後の30数年間で成し遂げたクォリティの飛躍。自社工房であるG&Fシャトランの充実と、カルティエスーパーコピー 適切なM&Aによる関連企業の協力体制は、オートオルロジュリーをオートクチュールと同義と位置付けるシャネルならではの手法だろう。現在のシャネルが擁する基幹ムーブメントの全貌と、デザインを取り仕切るアルノー・シャスタンの言葉から、その根幹に通底する“シャネルの時”とは何なのかを探っていきたい。
シャネル初めてウォッチメイキングを手掛けたのは1987年のこと。以来34年間にわたって、シャネルはその質を大きく高めてきたが、そこに至る過程には大きな転機となるような出来事がいくつもあった。その最初のきっかけは93年である。かねてより「プルミエール」などを手掛けてきたラ・ショー・ド・フォンの外装マニュファクチュール、G&Fシャトランから経営権を引き継ぎ、シャネルは同地に約1800㎡の敷地面積を持つ自社ファクトリーを擁することになったのだ。