平安時代の詩の美しさをウオッチに落とし込む

平安時代の詩の美しさをウオッチに落とし込む

 

シチズン時計が展開するウオッチブランド「CAMPANOLA(カンパノラ)」から新作として「宙鏡」シリーズの3モデルがリリースされる。宇宙の美しさを腕元に映し出すことをテーマにしており、特に漆文字板の美しさが際立つ日本的な美が表現されたモデルだ。

「宙鏡」シリーズのデザインは、平安時代の詩からインスパイアされた。この詩は、両手にすくった水に映る星空を眺めながら、星々の出会いと人の営みを重ね合わせるというもの。この情景を美しい絵画として表現したのが、漆文字板だ。各モデルごとに異なる漆の技法が用いられており、独自の魅力を放っている。

数量限定のメカニカルモデル「NZ0000-58L」は、スイスのラ・ジュー・ペレ社製のムーブメントを搭載している。このモデルの漆文字板は、プラチナ粉を蒔いて研ぎ出すことで深い星雲の揺らめきが表現されている。また、文字板を流れる螺鈿や蒔絵によって、星々の煌めきが描かれている。この文字板は会津塗の伝統工芸士、儀同哲夫氏の手によるもので、艶のある濃紺の漆塗りの見返しリングが付属する。