
大反響を呼んだノンフィクション書籍の映画化。
フランシス・マクドーマンド演じる主人公のファーンは夫に先立たれ、住んでいた炭鉱町までもが完全に閉鎖になり人生の全てを失うが、ノマドたちとの出会いを通じて新しい人生を見つけてゆく。
『ノマドランド』で主人公ファーンを演じたフランシス・マクドーマンドのアカデミー賞受賞は早くも有力と言われ、これで受賞すれば6度目のノミネートで3度目のボッテガヴェネタスーパーコピー 受賞となるだろう。そして本作で監督と脚本を務め、既にベネチア映画祭金獅子賞、トロント映画祭観客賞を手にしたクロエ・ジャオも、本年度の映画賞のノミネートを総ナメ、ハリウッドで今最も注目される映画人となった。そしてゴールデン・グローブ賞でジャオ監督は、ドラマ部門の作品賞と監督賞を受賞した初のアジア系女性プロデューサーという快挙を成し遂げた。
ノマドとは定住をしない遊牧民を指すが、その歴史は石器時代以前より古く、有史以降のノマドたちは馬やラクダを使って移動するようになる。そして昨今アメリカで定住をせず、RV車で各地を転々とする人々が注目され始め、Vandweller(ヴァンを住居にする人)、“現代のノマド”と呼ばれるようになった。特に“現代のノマド”というスマートな響きは、車上生活者たちに新しい価値観を与えた。しかしこの映画の原作でもある『ノマド:漂流する高齢労働者たち』にあるように、ノマドは単なる新しいライフスタイルというよりは社会問題でもある。