旅に連れていきたい時計とは 『クロノス日本版』編集部が選んだ“旅時計”10選

旅に連れていきたい時計とは 『クロノス日本版』編集部が選んだ“旅時計”10選


時計専門誌『クロノス日本版』の編集部が、それぞれの「オススメ」を読者に紹介する。今回のテーマは「旅に連れていきたい時計」。温泉の相棒やGMTウォッチ、懐中時計に「モダンアートと呼ぶべき腕時計」まで、多彩なモデルの名前が挙がった。

 旅に連れていきたい時計を、時計専門誌である『クロノス日本版』編集部のメンバーが2本ずつ選ぶ。「現行モデル」以外は特に条件を設けなかった結果、各人の旅のスタイルによって選定モデルはバラバラとなった。温泉の相棒を選ぶ者もいれば、海外出張が多いためにGMTウォッチを選ぶ者も。

 なお、メンバーは編集長の広田雅将、副編集長の鈴木幸也、編集部員の細田雄人、鶴岡智恵子、大橋洋介である。

 読者の皆さんも一緒に、自身が供にしたい“旅時計”を検討しながら読んでほしい。

 時計ハカセの愛称も持つ、『クロノス日本版』編集部の広田雅将。彼が選ぶのは、Sinnとパネライだ。

 極北の温泉に行きたい筆者にとって、ジンの「203.ARKTIS」とは、ひとつの聖槍(せいそう)だった。ジン独自のオイルを使うことで、-45度から+80度まで安定して動くほか、ブルーカラーの文字盤は強い光源下でも高い視認性をもたらした。これほど、雪の中を旅行するのにうってつけの相棒はないだろう。もっともこのモデルの発表は早すぎたのかもしれない。極寒でも使えるという打ち出しは、普通の人にはまったく刺さらなかったし、鳴り物入りで採用された浅いブルーカラーの文字盤も、経年変化には弱かったのである。